本来、DBより取得したデータを印刷するのですが、CSVデータの印刷も可能です
ここでは「鉄道事業者」のデータを利用し説明します
①「Q10.鉄道事業者」を表示します
②上記のCSVデータを作成
ショートカットメニュー → エクスポート → CSVへ出力
ここでは「sample1.csv」として出力します
③sample1.csvファイルを開いてヘッダタイトルを変更します
"事業者コード","鉄道コード","事業者名","事業者名カナ","事業者名正式名称","事業者名略称","webサイト","事業者区分","状態","並び順"
→
"COL1","COL2","COL3","COL4","COL5","COL6","COL7","COL8","COL9","COL10"
※データ項目数が10個以下のときでも、"COL10"まで定義してください
④エクセルテンプレートの作成
ドキュメント > MedicalOra > UOTF のフォルダに「ユーザー印刷1.xlsx」を作成します
置換セルに <<COL1>> ~ <<COL10>> を入力します
※ エクセルファイル名「ユーザー印刷1.xlsx」と 置換セルの<<COL1>>~<<COL10>>は環境設定ですのでその様に入力してください
※ <<COL1>>~<<COL10>>は必要な項目のみの定義で大丈夫です
⑤ショートカットメニュー表示の確認
「CSVファイルを開く」から「sample1.csv」を開きます
「ユーザー印刷1」のメニュー項目が表示されることを確認します
表示されないときは、COL1~COL10のタイトルがあるか確認してください
⑥プレビュー表示の確認
※表示出来ましたら<<COL1>>~<<COL10>>を色々なセルに定義してみましょう
⑦エクセルテンプレート2の作成
ドキュメント > MedicalOra > UOTF のフォルダに「ユーザー印刷2.xlsx」を作成します
置換セルに <<DAT1>> ~ <<DAT10>> を入力します
「smple1.CSV」をコピーし「smple2.CSV」を作成します
sample2.csvファイルを開いてヘッダタイトルを変更します
"COL1","COL2","COL3","COL4","COL5","COL6","COL7","COL8","COL9","COL10"
→
"DAT1","DAT2","DAT3","DAT4","DAT5","DAT6","DAT7","DAT8","DAT9","DAT10"
「CSVファイルを開く」から「sample2.csv」を開き、「ユーザー印刷2」のメニュー項目が表示されることを確認します
タイトルにより選択できる帳票テンプレートを決定します
⑧エクセルテンプレート3の作成
ドキュメント > MedicalOra > UOTF のフォルダに「ユーザー印刷3.xlsx」を作成します
(「ユーザー印刷2.xlsx」をコピーして作成 )
適当な位置に結合セルを作成し <<QR_CODE>> を定義します
sample2.csvファイルを開いてヘッダタイトルを変更します
DAT7 の位置に QR_CODE を挿入し 鉄道事業者 の webサイトURL のタイトルを QR_CODE にします
"DAT1","DAT2","DAT3","DAT4","DAT5","DAT6","DAT7","DAT8","DAT9","DAT10"
→
"DAT1","DAT2","DAT3","DAT4","DAT5","DAT6","QR_CODE","DAT7","DAT8","DAT9","DAT10"
「CSVファイルを開く」から「sample2.csv」を開きなおし、「ユーザー印刷3」のメニュー項目が表示されることを確認します
上記内容をベースに任意のCSVファイルのタイトルをCOLまたはDATに変更すれば色々な印刷帳表が作成できますし、複数行選択すれば連続印刷も可能です
計算式が必要な帳票はSheet1にデータを出力し、それを元にSheet2に帳票イメージを作成することもできます
予め印刷された用紙に印刷するときは比較的EXCELは便利です
下記のように行サイズや列サイズ、フォントを調整し印刷します
また、印刷処理を行った帳表はPDFとして保存されます
今回でCSVタイトルとエクセル置換文字の関係がお解り頂けたと思います
もし、エクセルで作成した帳票を使っているときは移行も簡単です
上記内容はエクセルに対する【差し込み印刷】ですがワードに対しても可能です
毎回タイトルを変更するのは面倒という方はご連絡いただければ定義します
MedicalOraはクラウドDBを使用していますので環境設定のみで対応できます