OkiTool開発日記

データベース参照ツールを開発しています。そのツールの開発、利用方法秘話などなどの紹介

「看護必要度精度検証」 - HファイルとEFファイルの突合 - A5 シリンジポンプの管理

A5 シリンジポンプの管理の割合が凄く違っていました

EFファイルのデータ抽出方法の差異が生んだ現象です

N社はEFファイルを薬剤で抽出し、OkiToolでは精密持続注入加算のみで抽出していました

 

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OkiToolでの医事データの抽出方法を検討する必要がありそうです

または精密持続注入加算のオーダー入力を促す方法の検討が必要ですね

 厚労省が突合条件の公開してくれないかな

「看護必要度精度検証」 - HファイルとEFファイルの突合 - その後

O院の医療事務はN社にお願いしていることもあり、N社の看護必要度精度検証サービス

をお願いしまして、先日その報告会が行われました

 

www.nichiigakkan.co.jp

 

N社報告内容とOkiToolの比較が次になります

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医事:N社のデータ
OkiTool:OkiToolで出力した自院のデータ

 

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N社のデータ:EF、Hファイル、様式1の突合(様式1が無いデータは除外?)

OkiTool:医事、看護必要度の単純突合

の制約でデータのばらつきははありますが、まずまずの結果のように思います

同じような割合のデータであることが分かり、簡易的にOkiToolでも有効と考えます

他病院との比較は出来ませんが、自院の検証は出来そうです

 

MegaOakHR、iBARSを利用していてOracleにOkiTool用のスキーマを作成出来ればO院の環境を移行できると思いますよ

 

 

 

 

DWHの定義?

DWH(データウェアハウス)とはなんでしょう?

  

サブジェクト指向、統合すること、消さない・更新しない、時系列を持つ(DWHの定義で検索したページからの抜粋)とありましたが、

元あるデータを別のデータベースにログのように時系列毎、サブジェクト指向に合わせて分解格納し(複数のデータベースから)作成されたDBですか?

 

OkiToolは元あるデータをそのまま利用します(DWHの利用も可能)

 

サブジェクト指向通常、DB設計ではマスターテーブル、明細テーブルと分けて作ると思いますので、その時点で自分はサブジェクト指向と考えます

 

統合すること:複数のシステムのデータを結合して表示できれば統合と思います。OkiToolはOracleのDBLink機能を使用して対応しています(DBMSで出来ることはDBMSで行うのが一番と思います)バイナリデータはDBLinkで参照できなかったり制約はありますが、そこは諦めています。

 

消さない・更新しない:削除処理で物理的にレコードを削除するシステムは多々ありますが、ものによっては、履歴が必要になるため、論理削除を行っていますので、自分的にはあまり重要視していません

 

時系列を持つ:日々のデータがあれば、日次、月次、年次に丸めることは可能です

 

確かに、データを整理し、分析専用のデータを構築した方が良いのですが、後々、あれが無い、これが無いと云った事が生じなければと思います。自分の場合忘れてしまいそうで、ならば元データがあれば・・・(大は小を兼ねる)と考えてしまいます

整理されていないデータから取得するのは大変かもしれませんが、時間がかかる処理についてはマテリアライズド・ビューとか、ビューを利用します

 

否定的な内容になりましたが、お金を掛けてちゃんと構築し、使用方法等を教育できればいいのですが、自分の知っている限り、必要に迫られたときにしか使わないので安価に構築できればそれにこしたことはないと思っています。

 

あるDWHを導入して、利用回数は 500床病院で1日平均15回だそうです

15回/日 × 365日/年 × 5年/システム稼働期間 = 5,475回

導入コストが 1000万 だとして、1回の利用代が 1,826円

 

DWHはコストだけではありません!
整理されたデータから目的のデータを取得するのは簡単です

OkiToolはDWHのデータからの取得も簡単に出来ます

「看護必要度精度検証」 - HファイルとEFファイルの突合

DPC病院では看護必要度の精度を上げるために、 HファイルとEFファイルの突合を行っていると思いますが、それぞれ、Hファイル、EFファイルを作成しなければなりません。

EFファイルはDPCデータから作成するのが殆どですので1カ月遅れになります

1カ月後に何万件ものデータを見直すのはすごく大変です

 

でも、

Hファイル → 看護必要度データ (電子カルテデータ)

EFファイル → 診療明細データ (医事データ、DPCデータ)

 でデータは既にありますので、リアルタイムで突合が行えないか試行錯誤しています

 

リアルタイムの内容ですが、オーダーデータを医事側に取り込んで明細データを作成しますが、取り込みの運用により当院のリアルタイムは早くて3日前のデータになります

 

オーダー登録

 看護必要度登録(+1日後)

 医事データのデータ取り込み (+2日後)

 医事データと看護必要度の突き合わせチェック(+3日後)

 

 

全てのHファイルの項目がすぐに突合チェックできませんが、出来るところから行います

 で、A項目の看護必要度は突合が行えるようになりました

 

今後、手術を進めていきます

 

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出力は、日付、病棟単位です

一日分の入院入院患者の確認を毎日行うようにすれば、比較的容易に修正可能と思いますが、看護師の運用次第ですかね

項目の上段が看護必要度チェック項目

下段が医事データから生成した看護必要度の項目です

上段、下段を比較して判定します

 

http://www.ne.jp/asahi/syskobo/site/kangohikakulist.pdf

 

比較するデータは、比較しやすい様にOracleのViewとMviewを駆使してSQLのみで行っていますので、細かな比較はできませんが統計ぐらいは出来ます

 

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持参薬のEFファイル反映までの流れ

この際なので、今まであやふやな持参薬管理を統一する様に変更しました

出来る限り簡単に

 

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詳細は

http://www.ne.jp/asahi/syskobo/site/JISANYAKU_170719.pdf